矯正歯科治療
Orthodontic小児矯正
身体の健康にもつながる小児矯正
顎の成長の妨げとなっている要因を取り除き、できるだけバランスのとれた状態へ導く治療を行います。主に取り外し可能な装置を用い、同時にお口の周りの筋肉の癖を治す訓練も行います。「常にお口を開けている」「滑舌が悪い」「食べ物を飲み込む時に唇に力が入る」などは全て歯並びに影響を与える筋肉の癖です。この癖を大人になってから治すのはとても難しくなります。成長期の時に癖を治し、顎の成長の手助けをすることで、良い歯並びとかみ合わせを維持できるお口の環境を手に入れることへとつながります。
例えばお口を開けている癖を治して、鼻で呼吸ができるようになることで、顎の成長だけでなく、全身の健康につながります。
顎の成長がスムーズに進むことで、将来ワイヤーでの矯正治療が必要な時に歯を抜く必要がなくなる場合もあります。
小児矯正によるメリット
-
鼻で呼吸ができるよう
になることで、顎の成
長だけでなく、全身の
健康につながる -
顎の成長を
利用することで、
抜歯せずに済むことも -
良い歯並びとかみ合わせ
を維持できるお口の環境
を整えることができる -
歯磨きがしやすくなり、
むし歯・歯周病の
リスクが減る -
舌の筋肉を
鍛えることで、
滑舌が良くなる -
歯に装置をつける
ワイヤーでの治療が
必要なくなることも
こんなお子さんにおすすめ
- 歯並びが悪い
- 出っ歯
- お口がポカンと開いている
- かみ合わせが悪い
- 受け口
- 滑舌が悪い
歯並び・かみ合わせが気になったら、矯正治療がおすすめです！
小児矯正は何歳から始めればいいの？
小学1年生（6歳頃）からがおすすめ
前歯の生え変わる6歳前後をおすすめしていますが、乳歯のうちから反対にかみ合っている部分がある場合は早めにご相談ください。
小児矯正の種類
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床矯正
レジン(プラスチック)の床部分とワイヤーで作られた装置を、毎日一定時間装着する治療方法です。
レジン床に埋め込まれたネジを調整することで顎を無理なく広げ、歯がきれいに並ぶスペースができるように顎の発育を促します。 -
マルチブラケット装置
もっとも一般的な治療法で、ブラケットという金具を歯の表面に取り付けてワイヤーを通し、ワイヤーを締め付けることで、歯を少しずつ動かしていきます。
小児の場合は部分的に装着することがあります。 -
歯列矯正用咬合誘導装置
マウスピース型の装置で、毎日一定時間装着していただくことで、舌や唇などお口周りの筋肉をトレーニングしながら歯並び・かみ合わせを整えていきます。口呼吸をしがちなお子さんの鼻呼吸を促し、歯や顎を望ましい位置に誘導します。
後戻りしにくいのもメリットです。
完成物薬機法対象外の矯正歯科装置であり、医薬品副作用被害救済制度の対象外となる場合があります。 -
筋機能療法(MFT)
食べる(咀嚼)、飲む(嚥下)、発音、呼吸などをする際のお口の使い方を見直し、舌や唇などお口周りの筋肉を訓練して、歯を望ましい位置に誘導していきます。
この他にも、さまざまな種類の取り外し可能な装置をそれぞれの状態に合わせて使用します。
成人矯正
何歳からでも矯正治療を！
矯正治療は今さら…とお考えの方は多いと思いますが、30代や40代はもちろん、50代以上の方も治療は可能です。
歯並びやかみ合わせが整うと、見た目が整うだけでなく、歯磨きがしやすくなってむし歯や歯周病になりにくくなります。また、かみ合わせのバランスが良くなることで、身体の不調の改善にもつながることがあります。
そして何より、ガタガタした歯並びや出っ歯で悩まれていた方は、コンプレックスの解消にもつながります。
また、歯を失ってしまった部分のある方は、残りの歯を矯正することにより、良い補綴物を入れることができる場合もありますので、年齢に関わらず、歯並びやかみ合わせが気になる方はお気軽にご相談ください。
成人矯正によるメリット
-
歯磨きがしやすくなり、
むし歯・歯周病予防に -
自分の意志で
始めるので、治療への
モチベーションが高い -
コンプレックスが
解消され、
自分に自信が持てる -
良い補綴物を
入れることができる
成人矯正の種類
-
金属ブラケット
従来からある、最も一般的な矯正装置で、幅広い症例に使用できるのが特徴です。
ブラケットという金具を歯の表面に接着してワイヤーを通し、締め付けることで少しずつ歯を動かしていきます。
歯を動かす力が強いため、着実に治療を進めることができます。 -
クリアブラケット
セラミックやプラスチックなど、白や透明の素材でできたブラケット装置です。
金属製のブラケットと異なり、矯正装置が目立ちにくく、見た目が気になる方にもおすすめです。 -
マウスピース型矯正装置
患者さんのお口に合わせて製作したマウスピースをつけて行う矯正治療です。
マウスピースは透明で、装着していてもほとんど目立ちません。食事や歯磨きの際に取り外すことができ、衛生管理がしやすいのもメリットです。
完成物薬機法対象外の矯正歯科装置であり、医薬品副作用被害救済制度の対象外となる場合があります。
矯正治療の流れ
Step1カウンセリング
まずは、歯並びやかみ合わせについてのお悩み、気になることなどをお聞かせください。
お話を伺ってから、考えられる治療法について説明し、大まかな治療期間や費用などをお伝えします。
治療をお考えの方は、精密検査へとお進みいただきます。
矯正無料相談対応
矯正治療をお望みの方や興味のある方、検討中の方のために、当院では矯正無料相談を行っています。
無理やり治療をおすすめすることはありません。くわしくはスタッフまでお気軽にお問い合わせください。
Step2精密検査
カウンセリング後、治療をお考えの方には各種検査を行います。
より綿密に治療計画を立案できるように、患者さんの現在のお口の状態を把握いたします。
セファロ
歯や顎だけでなく、頭部も含めて撮影できる矯正治療専用のレントゲンを使って、側面および正面を撮影します。
口腔内検査
むし歯や歯周病などのお口のトラブルがあれば、まずはそちらを先に治療いたします。
お口の状態によっては、唾液検査を行うこともあります。
口腔内写真撮影・顔面写真撮影・歯型模型
お口の中を隅々まで撮影して、今の状態を確認いたします。
治療前の記録や、治療経過の診断にも使用いたします。
Step3治療計画のご提案
カウンセリング内容と検査結果に基づき、治療計画を立案・説明いたします。
治療方法や治療期間、治療費についてもわかりやすくご案内いたします。わからないことや気になることはお気軽にご質問ください。
治療計画にご納得いただけましたら、次回より治療をスタートいたします。
Step4治療開始
定期的にご来院いただき、歯の動き方を見ながら装置を調整いたします。
治療期間には個人差があります。おおよその治療期間は、治療計画の説明とともにお伝えします。
Step5保定
歯が希望する位置に移動したら、保定装置（リテーナー）を装着して、歯が後戻りしないように保定いたします。
保定に必要な期間は、歯の移動と同じように個人差があります。数ヶ月に一度ご来院いただき、保定の経過を診てまいります。
Step6メンテナンス・定期検診
歯の位置が安定した後も定期検診と毎日のセルフケアをしっかりと行い、むし歯や歯周病を予防していきましょう。
料金表
| 治療の種類 | 説明・特徴 | 価格の目安(税別) | 治療期間の目安 | |
| 第I期治療 | 小児矯正治療 床矯正装置 マウスピース型装置 |
取り外し可能な装置を用い、同時にお口の周りの筋肉の癖を治す訓練も行います。 成長が落ち着いた時点で、第Ⅱ期治療を検討します。 |
３０万円～ 処置料５千円 （１カ月に1回位の間隔） |
スタート年齢により異なります。 成長がみられる間は定期的に診させて頂きます。 |
| 第II期治療 | 全顎的矯正治療 マルチブラケット装置 ブラケットがメタル |
マルチブラケット装置を全ての歯に装着して矯正治療を行います。 装置がメタルなので、目立ちますが、丈夫で安価です。 |
６０万円～ 処置料５千円 （３～４週に１回の間隔） |
２年半～ |
| 全顎的矯正治療 マルチブラケット装置 ブラケットがホワイト |
マルチブラケット装置を全ての歯に装着して矯正治療を行います。 装置が白いので、目立ちません。 |
７０万円～ 処置料５千円 （３～４週に１回の間隔） |
２年半～ | |
| マウスピース矯正 (アソアライナー) |
目立たない透明な矯正装着で治療を行います。前歯の部分的な矯正や、比較的軽度な方が適応です。 | ２０万円～ 処置料（装置代含む）３万５千円 印象（歯の型採り）５千円 |
６ヶ月～ | |
| 部分矯正 | 前歯のみの治療等、全ての歯を並べる必要のない場合、部分的に装着を装着して治療を行います。 | １５万円～ | ６ヶ月位 | |
| 矯正 精密検査と診断 |
矯正治療を受ける前に多種にわたる診査診断をします。 その後治療説明を行います。 |
３万円～ | 精密検査６０分 診断６０分 |
