コラム
Column歯周病が原因?口臭の原因となる「メチルメルカプタン」
皆さんこんにちは。
新谷歯科・矯正歯科です。
口臭には、3大原因物質というものがあります。
それは「硫化水素」「ジメチルサルファイド」「メチルメルカプタン」の3つです。
このうち硫化水素は誰のお口の中にでも発生する生理的口臭の原因で、ジメチルサルファイドは消化管の異常に由来する物質です。
そして、3つ目のメチルメルカプタンは、歯周病由来のガスとして広く知られています。
メチルメルカプタンってなに?
メチルメルカプタンとは、硫黄を含んだ揮発性のガスで、歯周病菌の代表であるP.g菌が産生します。
「腐った玉ねぎ」のような独特な臭気を放つことから、歯科の医療従事者であればすぐに歯周病だと気付くものです。
もちろん、すべての歯周病患者さまに認められるニオイではなくて、比較的進行度の浅いケースではこのような口臭は生じません。
口臭が発生する原因
歯科疾患実態調査(2016年厚生労働省)の「歯や口の状態」に関するアンケートによると、15歳以上の約10%が「口臭が気になる」と回答しています。
口臭が発生する原因はこちらです。
- 舌苔
- 歯周病
どちらかといえば、歯周病のほうが匂いが強い傾向にあります。
歯周病による口臭はどうすれば改善できる?
メチルメルカプタンはとても強いニオイなので、ブレスケアのようなもので改善することは難しいです。
やはり、根本的な原因となっている歯周病を治さなければ、副次的な症状である口臭の発生を抑制することができないのです。
じつは、取りきれない歯垢やむし歯、喫煙などは直接口臭に大きな影響は与えません。
ただし、歯周病を引き起こさないために、歯磨きや定期的なクリーニング、生活習慣の見直しは必要なので、歯磨きや喫煙が全く口臭に関係ないとはいえないでしょう。
お口の中を常に清潔にしておくことが大切です。
歯周病の治療方法について
歯周病では、まず、すべての患者さまに歯周基本治療が行われます。
歯の表面に形成された歯垢や歯石を取り除き、これ以上歯周病菌が繁殖しないようにお掃除するのです。
さらに、患者さまが毎日の歯磨きをしっかり行えるよう、ブラッシング指導も実施いたします。
そうして徐々にお口の衛生状態を向上させていけば、歯周病の主症状である歯茎の腫れや出血だけではなく、メチルメルカプタンによる口臭も改善されていきますよ。
このように、歯周病ではメチルメルカプタンという揮発性のガスによって口臭が生じることがあります。
日本人の口臭の原因の大半を占めるものでもあり、注意が必要といえますので、「最近、口臭が気になり始めた」という方は、ぜひ一度当院までお越しください。
口臭の原因は主に歯周病です。
当院では、口臭の原因について診査いたします。


