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矯正治療後に歯が動くって本当?保定期間が必要な理由

こんにちは。
南行徳の歯医者【新谷歯科・矯正歯科】です。
 
矯正治療は、他の歯科治療とくらべて、治療期間が長くなる傾向にあります。
長い治療期間が終わって、「やっと矯正装置が外れた!」と思っても、次に必要なのが「保定装置」の装着です。
「まだ続きがあるの?」と驚かれるかもしれませんが、保定治療を行わなければ、せっかく動いた歯が元の状態に戻ってしまう恐れがあるのです。
ここでは、保定治療が必要な理由についてお話しします。
 
 

矯正治療後に歯が動く理由

矯正治療後に歯が元の状態に戻ろうと動くことを「後戻り」といいます。
後戻りは、矯正治療の方法に関係なく起こるものです。
 
なぜ後戻りが起こるのでしょうか?
まずは、矯正治療で歯が動くしくみを解説しましょう。
 
歯と骨の間には、「歯根膜」とよばれるクッションのような役割を持つ組織が存在します。
歯を動かしたい方向に力をかけると、歯根膜が圧迫されて骨を溶かす細胞がつくられます。
反対側では、歯根膜が伸びて、骨を作る細胞ができるのです。
このように、歯の周りの骨が、一方で溶けて一方で再生することを繰り返し、少しずつ歯が動いていきます。
 
矯正治療が終わった直後は、まだ骨がしっかりと固まっていない不安定な状態です。
歯根膜は、治療前の歯の位置を記憶していて、元に戻ろうとします。
そのため、保定装置をつけなければ歯が元の位置に戻ろうとする「後戻り」が起こってしまうのです。
 
 
 

保定期間はどれくらい?

そこで、歯並びを安定させるために、保定装置(リテーナー)を装着して、歯に新しい位置を覚えさせます
保定装置には、不安定な歯並びを固定させて維持する役割があるのです。
 
リテーナーを装着する期間は、個人差がありますが、矯正治療にかかった期間と同程度とお考えください。
 
子どもの場合は、骨が成長中でしっかりと固まっていないので元に戻る力が強く働きます。
そのため、保定装置を約2年間は装着する必要があります。
 
 

保定期間に関するご質問は「新谷歯科・矯正歯科」にご相談ください

矯正治療を希望される患者さんは増えています。
2022年の調査によると、30代の男女では2割近くの方が矯正治療の経験があると答えています。


参考:厚生労働省 「令和4年 歯科疾患実態調査」 >

 
矯正治療を成功させるためには、保定期間が重要です。
期間中は、指示通りにリテーナーを装着しましょう。
 
しっかりと保定治療を行うことで、歯並びが安定し、大きな後戻りは起こりにくいとされています。
保定期間が終わったあとも、メンテナンスは継続する必要があります。
当院では、治療後のメンテナンスにも力を入れていますので、どのようなことでもご相談ください。
 
市川市南行徳の「新谷歯科・矯正歯科」は、平日は20時・土曜は18時・日曜は13時まで診療しています(2024年3月現在)。
 
※矯正治療は自由診療(保険外診療)のため公的医療保険の適用外となります。


当院の矯正歯科治療について詳しくはこちらから >